kashika/今この瞬間に何が起こっているのか可視化すること。

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導入事例

慶應義塾大学様

HDD内乱流可視化装置

背景: ディスクの回転を阻害する乱流

HDDの読み込み速度を向上する研究を行う際に、ディスクの回転を阻害する乱流の発生が知られていた。

目的: 乱流の調査

乱流がどのように発生しているかを確認する。

解決方法: 内部可視化

まず、乱流を観測するために、透明樹脂を用いた内部可視化用の実験器具を製作した。実験器具は実際のHDDの部品を計測し、等倍の透明部品として製作した。透明部品を用いることで、内部の状況を観測可能にした。また、実験では空気に比べ観測が容易な水に、蛍光粒子を含ませてレーザーを照射させた。蛍光粒子はレーザーに反応し、発光することで水の流れを鮮明に観測できるようにする効果がある。

効果: 蛍光粒子とレーザーで乱流の可視化に成功

蛍光粒子とレーザーを使用することで、より詳しい流体の観測が可能になり、これによりHDD内の乱流調査の研究が進展した。

東京大学様

水中内7軸稼働実験装置

背景: 医デジ化

医療診断/治療における専門的な技能を関数(ディジタル)として抽出し、
医療支援システムの機構・制御・画像処理アルゴリズムに専門的な知識を機能として
実装しようとするものである。
これにより、技能の標準化が促進され、医療専門家の負担が軽減される。
また、患者にとっては質の高い医療を格差なく享受することができる。

目的: 超音波をピンポイントで幹部へ照射させる。

生体患部は常に運動しており、ある場所で静止することはまずない。
そこで、生体幹部をロバストかつ高精度に追従し、運動する幹部を観察しながら超音波を集束させてピンポイントに幹部へ照射させる。
そうすることにより、がん組織や結石の治療を低負担で行う事ができる。

解決方法: 装置全体の設計、プローブが7軸に動作するためのハードを製作

実験では、水槽内に水を入れる為、すべての部品に防水仕様が求められることから
防水仕様の設計を行った。
また、2個の超音波プローブが7軸上で動作するために、ハードの製作を行った。

効果: がんの位置を検出しながら正確に超音波を集束させることに成功

現在研究チームは臨床研究を進め、実際の治療を行える段階をめざしている。

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