テイラークエット(Taylor couette flow)

円筒の中にもう1つの円筒を入れ、片方の円筒を回転させると円筒間に流れが発生します。
この円筒間の流れをクエット流れといいます。

テイラーとは内円筒の回転を速くすることで流速が早くなり、
ある時点で円筒の軸方向に発生する周期的な渦のことです。
内円筒の回転数を上げていくことで、層流だった流れが乱流へと変化していきます。
また、層流状態では、アスペクト比によって流れの層数が変化します。
この現象を観察する装置がテイラークエット装置です。

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