流れの可視化(流体計測)においてPIVやPTVといった手法が用いられておりますが、
その際アクリル等透明な材料で流路やモデルを製作し観測実験を行います。
ただ、物体の裏側を測定したいといった際、
曲面形状だと屈折により観測が出来ないといった問題がよくあります。
そこで水と同等の屈折率1.33の透明樹脂材料で曲面のついたモデル形状を作り観測をすると
こちらの動画のように水の中にモデルを入れてもほぼ屈折がおこらず
今まで観測出来なかった箇所も観測が出来るようになります。
非常に高価な材料ですが、可視化の分野において様々な可能性を持っている樹脂材料と言えるでしょう。
アサノ
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